こんにちは。
今日のテーマは「エラ削り 美容外科によってなぜ費用に差が?」です。
美容整形手術は自由診療ですので、エラ削りに限らずどの部位の手術でもクリニックによって大きく差があります。
某テレビ番組のマネではありませんが「この差ってなんですか?!」といいたくなりますよね(笑)
大きな美容外科で複数の医師を抱える病院は医師によって費用を変えているケースもあります。
つまり、やはり医師の経験や技術に基づく値段ということなのでしょうか?!
いえいえ、手術費用が高い=腕の良い名医では決してありません!!
エラ削りにかかる費用の内訳としては
人件費
設備投資費用
医療材料費
麻酔費用
広告費
などがあります。
まずは人件費、これは医師や看護師、美容外科スタッフの報酬です。
次に設備投資費用、医療材料費ですが、エラ削りは使用する医療機器や骨切りのための器具が非常に高額です。(骨切りで使う医療器具は1台あたり数百万円するものもあります)
美容外科の中には中国製の安物(失礼!)を使用しているところもありますが、繊細な手術に使う器具が一流品でないのは恐ろしいと思いませんか?!
エラ削りなどの骨切り手術が高額なのは、単に高い技術が求められるから人件費が高い、という理由だけではなく、こういった手術に必要な設備や機材にお金がかかるためです。
安い価格設定の美容外科の中には、交換すべき医療材料を使い回したり、衛生状態が悪い中でオペをおこなっていたりするクリニックも実在します。
まだ、骨を切ったあとに固定するボルトやチタンプレートなどの器具が安物だったり、オトガイ形成などで使われるシリコンプロテーゼもこれまた安全が確かでないものたっだりするのです。
近年、賞味期限切れの食品を使用したり横流ししたりで摘発される業者が相次いでいますが、もし美容外科の器具や設備、衛生状態を抜き打ち調査するようなシステムがあれば、大手を振って歩けない美容外科医は少なくないはずです・・・(・∀・)ニヤリ
手術費用が高い=腕の良い名医
手術費用が安い=ヤブ医者
と簡単に割り切ることはできませんが、しっかりとした価格設定は医療の質にも関係していることも頭に入れておいてください。
美容整形の費用の内訳にある「クリニックの宣伝、広告費」というものも見逃せません。
大手の美容外科では、女性誌の広告ページをはじめ、新聞の折り込み、テレビのコマーシャルなども使って、大々的に宣伝し広告費に膨大な金をかけているところも少なくありません。
クリニックによっては、売り上げの40~50%を広告費が占めている場合もあります
派手な広告をする背景にはやはり大々的な広告が集客につながるという事情がします。
わかりやすく言えば、たとえば同じ100万の手術でも、
【美容外科1】
人件費 30
設備投資費用 10
医療材料費 10
麻酔費用 10
広告費 40
合計 100万円
【美容外科2】
人件費 30
設備投資費用 20
医療材料費 20
麻酔費用 20
広告費 10
合計 100万円
という2つがあるとすればあなたならどちらの美容外科で手術をうけたいですか??
美容外科によってなぜ費用に差があるのか、その内訳の実情を少しでもご理解いただけたのなら幸いです。。


